【Rails】Webpacker管理下の構成を整える

2020年8月31日 9:40

はじめに

Rails6で標準導入されたWebpacker管理下の構成を整えたので記事にします。Webpackerで管理対象としているのは以下の3つです。

  • JavaScript
  • CSS
  • 画像

あくまで自分なりにわかりやすい構成に整えたという話ですので、ベストプラクティスを提案するとか言った大それたものではないことはご了承ください。

もっといい構成や命名があればぜひ教えてください。

構成を整える

ソースパス(エントリーポイント)

そもそもWebpacker管理下の構成を整えようと思ったのは、デフォルトのソースパスがapp/javascriptなのはわかりにくいと思ったのがきっかけです。

Webpackerで管理するのはJavaScriptが大半だからという理由なのかはわかりませんが、JavaScript以外の諸々(CSSと画像)も管理するようになると、デフォルトのソースパスは混乱をきたします。

※特にWebpack/Webpackerが何なのかまったく知らない時分には、多くの人が大いに混乱させられたのではないかと思います(「javascript配下にあるのにCSSや画像を管理...?」みたいな)。

前置きが長くなってしまいましたが、ソースパスを変更するには以下を行います。

app/config/webpacker.ymlを以下のように修正します。

default: &default
  source_path: app/webpack   ←任意のディレクトリ名に変更

Webpackerで管理するファイルを置くディレクトリだからwebpackにしましたが、お好きなディレクトリ名にしてください(デファクトスタンダードがあるのなら知りたい)。

変更できたら実際のディレクトリ名も変更します。

app
 |-webpack

最後にbin/webpackを実行、またはbin/webpack-dev-serverを再起動して完了です。

JavaScriptの管理

自分で作ったJavaScriptファイルやダウンロードした外部プラグインは以下のディレクトリに配置します。

app
 |-webpack
    |-src
       |-javascript
          |-base.js          ←JavaScriptのエントリーファイル
          |-modules          ←自分で作ったJavaScriptを配置
          |  |-module-1.js
          |  |-module-2.js
          |-vendor           ←ダウンロードした外部プラグインを配置
             |-plugin-1.js
             |-plugin-2.js

app/webpack/packs/application.jsに以下を追記します。

import '../src/javascript/base'
import '../src/javascript/vendor/plugin-1'
import '../src/javascript/vendor/plugin-2'

自分で作ったJavaScriptは、以下のようにbase.jsですべてのモジュールをインポートしておきます。

import * as module1 from './modules/module-1';
import * as module2 from './modules/module-2';

CSSの管理

CSSは以下のディレクトリに配置します。ファイルが増えてくればブロック単位にサブディレクトリを切ってもいいかもしれません。

app
 |-webpack
    |-src
       |-stylesheets
          |-_footer.scss
          |-_footer-sm.scss
          |-_header.scss
          |-_header-sm.scss
          |-_main.scss
          |-_main-sm.scss
          |-_variables.scss
          |-base.scss

app/webpack/packs/application.jsに以下を追記します。

import '../src/stylesheets/base'

個別のCSSは以下のようにbase.scssですべてのCSSをインポートしておきます。ファイル名の先頭にアンダースコア(_)をつけておくと簡略表記でインポートできます。

@import 'variables'
@import 'header';
@import 'header-sm';
@import 'main';
@import 'main-sm';
@import 'footer';
@import 'footer-sm';

画像の管理

画像は以下のディレクトリに配置します。

app
 |-webpack
    |-images
       |-cover.jpg
       |-favicon.png
       |-guitar.jpg

app/webpack/packs/application.jsに以下を追記します。

const images = require.context('../images', true)
const imagePath = (name) => images(name, true)

最終的な構成

最終的な構成は以下の通りになりました。

app
 |-webpack
    |-images
    |  |-cover.jpg
    |  |-favicon.png
    |  |-guitar.jpg
    |
    |-packs
    |  |-application.js     ←ソースパス(エントリーポイント)
    |
    |-src
      |-javascript
      |  |-base.js          ←JavaScriptのエントリーファイル
      |  |-modules          ←自分で作ったJavaScriptを配置
      |  |  |-module-1.js
      |  |  |-module-2.js
      |  |-vendor           ←ダウンロードした外部プラグインを配置
      |     |-plugin-1.js
      |     |-plugin-2.js
      |
      |-stylesheets
         |-_footer.scss
         |-_footer-sm.scss
         |-_header.scss
         |-_header-sm.scss
         |-_main.scss
         |-_main-sm.scss
         |-_variables.scss
         |-base.scss

app/packs/application.jsの内容は以下の通りです。

require("@rails/ujs").start()
require("turbolinks").start()
require("@rails/activestorage").start()
require("channels")
require("jquery")

// ここから下が今回の対象
// 画像
const images = require.context('../images', true)
const imagePath = (name) => images(name, true)

// JavaScript
import '../src/javascript/base'
import '../src/javascript/vendor/plugin-1'
import '../src/javascript/vendor/plugin-2'

// CSS
import '../src/stylesheets/base'

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