【Rails】Railsアプリのデバッグ《byebug篇》

はじめに Ruby on Railsに限りませんが、アプリの開発中にはエラーは付き物です。なにかしらのエラーが発生したときに、エラーの原因を特定しエラー箇所を修正することをデバッグと言います。Railsではデバッグの手助けとなる機能があらかじめ備わっています。 本記事では、「byebug」を使ったデバッグについ ...

【Rails】Webサーバー「Unicorn」の基本情報と実装方法

はじめに Railsアプリを本番環境で稼働させるには、クライアントからのリクエストを捌くWebサーバーを導入する必要があります。WebサーバーはクライアントからのリクエストをRailsアプリに伝達し、Railsアプリで処理されたレスポンスをクライアントに返すという役割を担います。 本記事では、Webサーバー「U ...

【Rails】デプロイツール「Capistrano」の基本情報と実装方法

はじめに アプリを本番環境にアップロードして誰でもアクセスできる状態にすることをデプロイと言います。デプロイで行うべきことは多岐にわたります。Railsアプリの場合で言えば、本番環境にアップロードすることはもちろんですが、Gemのインストールやマイグレーション、SprocketsやWebpackerのコンパイル ...

【Rails】Webpackerの基本情報と実装方法

はじめに Rails 6からWebpackerが正式採用されました。Rails 5ではオプションで追加することができたWebpackerですが、Rails 6からは普通にアプリを作成するだけでWebpackerがインストールされ、必要な設定もすべて行われるのですぐにWebpackerを使い始められるようになりま ...

【Rails】アセットパイプライン(Sprockets)の基本情報と実装方法

はじめに Ruby on Railsにはアセットパイプラインという機能があります。アセットパイプラインは画像、CSS、JavaScriptといったアセットファイルを連結/圧縮することでRailsアプリを高速化します。また、より高級な言語で書かれたCSSやJavaScriptをコンパイルする機能も備えています。 ...

【Rails】Turbolinksの基本情報と実装方法

はじめに Ruby on Railsにはページの遷移を高速化するTurbolinksという機能があります。Turbolinksは優れたJavaScriptライブラリですが、Rails 5からは標準で有効化されているため、Turbolinksを使っているということすら知らずにRailsアプリを作成している人も多い ...

【Rails】Action Mailerの基本情報と実装方法

はじめに コンタクトフォームからお問い合わせ内容を送信したり、ブログに新着コメントがあったことを知らせる内容を送信したり、Railsアプリでメールを送信する必要のある場面は多いです。ActionMailerという機能を使えば簡単にメール送信機能が実装できます。ビューと同じようにレイアウトやテンプレートなども使え ...

【Rails】Active Storageの基本情報と実装方法

はじめに Rails 5.1までは、画像などをアップロードするにはCarrierWaveなどのGemを使う必要がありました。Rails 5.2からActiveStorageという機能が追加され、別途Gemをインストールしなくても組み込みの機能だけで画像などをアップロードできるようになりました。 本記事では、Ac ...

【Rails】Active Record(モデル)の書き方《バリデーション篇》

はじめに ActiveRecord(モデル)のバリデーション設定を行うことで、実際にデータが保存される前に不適合データを弾くことができます。ほとんどのデータベースはカラムに制約を設定することができますが、Railsアプリのモデルでバリデーションを行えば、Railsアプリとデータベース間の無駄なやり取りを減らすこ ...

【Rails】Active Record(モデル)の書き方《基本篇》

はじめに ActiveRecord(モデル)は、MVCモデルのMに相当します。モデルはRailsアプリとデータベースの橋渡し役を担います。データベースの種類(MySQL、MariaDB、PostgreSQL、SQLite)にかかわらず、統一的なインターフェースでデータの操作(取得、作成、更新、削除)を行うことが ...